1: ななしの権兵衛 2021/12/14(火) 14:18:59.02 ID:CAP_USER9
岐阜新聞Web 12/14(火) 9:39

 「絶対に怒ってはいけない学童野球大会」。そんなサブタイトルを冠した第1回聖徳学園杯学童野球大会が11日開幕した。岐阜聖徳学園大硬式野球部の主催で、初めて開いた。「指導者が怒っていたら子どもたちが伸び伸びプレーできない。少年野球は楽しいもの」。関係者のそんな思いが形になった。指導者による暴力やパワハラが問題になる中、少年野球本来の在り方を見直す一手になりそうだ。

 「ナイスボール。その調子」「伸び伸びやろう」。大会が開かれた聖徳学園野球場(岐阜市鶉)には指導者たちの選手を励ます言葉が飛び交っていた。選手がホームにかえってくると笑顔でグータッチ。三振した選手に対しても「良いスイングだったぞ」と決して怒らない。やじも禁止され、対戦相手のナイスプレーは拍手でたたえた。指導者が怒った場合は本部役員が注意すると大会規則に入れた。威圧感が出るのを避けるため、監督やコーチはいすに座り足を組んで指示を出すことを禁じた。

 開催のきっかけは、同野球部の小山貴本監督(40)の経験。「自分が少年野球をやっていた時の監督は愛があって、たくさん褒めてもらった。本当に楽しかった」と振り返る。

 一方、厳しい指導者の姿に違和感を抱くようになった。ミスに対し怒鳴りつける少年野球の指導者を見て「それは違う」と思うこともあった。同野球部は今年6月、東京ドームなどであった全日本大学選手権に出場するなど東海地方有数の強豪チーム。勝利の喜びを知っているからこそ、少年野球の楽しさの価値を小山監督は強調する。「入門は少年野球。そこが楽しくなかったらそれ以降も楽しくない。子どもたちに野球は楽しいと思えるようになってほしい」と大会を開いた。

 大会には6チームが出場した。柳津鶉buddyの北村敏彦監督(45)は大会の趣旨に賛同して参加を決めた。普段の練習から選手の良い部分を見つけ、前向きな言葉をかけるようにしているという。「怒りながら教えては子どもも嫌になる。大人に怒られたくないから練習するでは上達しない」ときっぱり。「最初はできなくて当たり前。褒めた方が子どももやる気になる」と利点を語った。

 柳津鶉buddyの児童(12)は「監督やみんなが優しく声をかけてくれて安心感があった。楽しかった」と笑顔を見せた。

 試合を見守った小山監督は「みんなわくわく、生き生きプレーしていた。そういう姿が見られてうれしい」と喜んだ。「第2回以降も開催して、怒らない指導が定着すれば」と願った。

岐阜新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/65fc903b582b3191336f8cfe3f34ef486a5eb478

指導者とグータッチをして笑顔を見せる選手=岐阜市鶉、岐阜聖徳学園大野球場
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引用元: ・【少年野球】「絶対に怒ってはいけない少年野球」怒鳴った監督は「アウトー!」 野球は楽しい、本来の姿へ [愛の戦士★]

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